ローマのフランチェスコ・トッティ【写真:Getty Images】
ローマのレジェンド、40歳のFWフランチェスコ・トッティは優勝と共に引退する決意を述べた。16日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
北イタリアのピンツォーロでプレシーズンを送っているローマ。同地でファンを前にしたイベントの舞台に立ったトッティは、25年目のシーズンを前に、「もしスクデットを獲ったら引退するよ」と決意を語るが、「だが、優勝は難しいだろう。我々よりも優れたチームが1つある。現実的でなければならない」と絶対王者ユベントスの優位を示唆している。
そして「誰かが私を捨てない限り、このチームにディレクターとして残るだろう」と自身の将来についてはこう述べている。
またリオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドの両選手については「彼らは別の惑星から来た選手だ。彼らが来たら僕はベンチ行きだ。正直に言って、2人は別格だ」と手放しで称賛している。
「私はトリゴリア(ローマの練習施設)で生まれ、そこで終わるのだ」と述べるローマ一筋の40歳。イベントでは歌も披露し、サインをもらい泣き出すファンもいるなど、その人気は不動。今年も健在ぶりをファンに見せてくれそうだ。
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