クリスティアーノ・ロナウド(左)とディミトリ・パイエ(右)【写真:Getty Images】
UEFA(欧州サッカー連盟)の審判委員長を務めるピエルルイジ・コッリーナ氏が、EURO2016決勝でディミトリ・パイエがクリスティアーノ・ロナウドに対して行ったタックルについて言及した。17日に英メディア『ESPN FC』が報じている。
EURO決勝でポルトガル代表はフランス代表と対戦。C・ロナウドはこの試合で先発出場したものの、25分にパイエのタックルを受けたことで負傷し、担架に乗せられてピッチを退いている。
この場面についてコッリーナ氏は「パイエの行った行為はファールだった。イエローカードに価するなど議論する余地はあるだろう。ファールに関しては”偶発的”に起きた不幸なエピソードである。傷つけたくなかったと彼は思っているはずだ」と語り、意図的に行われたものではないとの見解を示している。
結果的に、C・ロナウドはこの負傷によって約1ヶ月の離脱を余儀なくされており、UEFAスーパーカップに間に合うかは微妙となっている状況だ。
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