「FC琉球では凄くいい出会いもあった」
──本人曰く、異端児を超えて「こいつ大丈夫か?」的な目で見られてたそうです。
マスター永井 「でも、小嶺先生は興味津々だったし、実は俺らもそうだったのよ。で、達ちゃんが居候することになった部屋に俺とか礒貝(帝京)とかで押しかけて、メキシコでのマラドーナはどうだったのか、とか、カニージャって奴はどうなのよとか、いろいろ聞かせてもらってね。それからの付き合いかな」
──若い読者が生まれる以前の選手ですね(笑)。でも、確かにお付き合いは長い。
マスター永井 「で、数年前までは沖縄で一緒のチームだったし」
──あ、そうでした。FC琉球。トルシエが総監督やったりしてた。
マスター永井 「達ちゃんの立場はスーパーバイザーだったのかな。何をやってたのかは知らないけど(笑)。まあ、あれは琉球が九州リーグに所属してた時、達ちゃんに連絡して“いまこういうところでプレーしてるんだけど、取材に来てくんない?”ってお願いしたら、大特集を組んでくれて、そしたらフロントの人間が勝手に“カネコタツヒト・FC琉球ドリームアドバイザー”って名刺を作っちゃったのがきっかけらしい(笑)」
──なんか、FC琉球ではいろいろあったみたいですね。良くも悪くも(笑)
マスター永井 「あった。凄くいい出会いもあったし、反面、思い出したくもないような裏切りもあったし(笑)」
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