チリ代表のアレクシス・サンチェス【写真:Getty Images】
コパ・アメリカ連覇を達成した、チリ代表のアレクシス・サンチェスは、アルゼンチン代表からの引退を表明したリオネル・メッシを尊重する考えを示している。15日、スペイン紙『アス』が報じている。
現在、母国チリでバカンス中のサンチェスは、コパ・アメリカの決勝で負傷した足首の療養中でもある。「まだ腫れはあるが良くなっている。歩くことはできるが、急な動作は難しい。首都サンティアゴに治療を受けに行っている」と現状を語る。
そして、コパ・アメリカで決勝を戦い、バルセロナでも3シーズンを共にした、メッシについて「彼と共にプレーできたのは喜びだった。代表引退は彼の権利である」と述べている。
アーセナルでプレーする27歳のFWは、地元のトコピージョにある自宅のバルコニーに、コパ・アメリカ優勝で勝ち獲ったトロフィーやゴールデンブーツを飾っており、これ見たさに連日多くの子どもたちや地元の人々が集まっているという。
また、同地で地元の子供たちのためにサッカー大会も開催しているサンチェスは、「サッカーを楽しんで欲しい。アルコールなど悪いことに手を染めてはいけない」とメッセージを送っている。
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