バルセロナのサミュエル・ウンティティ【写真:Getty Images】
バルセロナ入団が決まったDFサミュエル・ウンティティが、本拠地カンプ・ノウで入団発表を行った。15日、スペイン紙『アス』が報じている。
20歳のフランス代表を手に入れた、バルセロナのジョセプ・マリア・バルトロメウ会長は「ウンティティをチームに迎えられて幸せだ。彼の前チーム、リヨンのジャン・ミシェル・アウラ会長は我々に、バルサ入りはウンティティの望みで、それ以外なら残留をしていたと語ってくれた」とコメントした。
そして、ウンティティは「カタルーニャ語の勉強を始めた。でも、今の所はうまく話せないけどね」と語り、「バルセロナに来られて本当に幸せだ。しかし、わが母国フランスのニースで起きた事件のことを思うとこの上なく悲しい」と80人を超える被害者を出したトラック突入テロ事件についても言及し、また、犠牲者への黙祷も行われた。
その後、ユニフォームにも袖を通し、カンプ・ノウのピッチに降り立ったウンティティは「世界最高のクラブに来た。全てのタイトルを手に入れたい」と力強く語っている。
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