ウェスト・ハムのディミトリ・パイエ【写真:Getty Images】
EURO2016での大活躍を受け、様々な移籍報道が流れていたフランス代表のディミトリ・パイエだが、ウェスト・ハムに残留することを自らの口で語った。15日、スペイン紙『アス』が報じている。
29歳のMFを巡っては、EURO期間中から様々な憶測を呼んでいたが、この度、自身の口で「私はウェスト・ハムを愛している。我々は素晴らしいシーズンを過ごした」と述べ、「ハマーズ(ウェスト・ハムの愛称)に言えることは、私は100%ここに残るということだ」と残留の意思を表明した。
先日の報道では、同チームの共同会長のデイビッド・サリバン氏、デイビッド・ゴールド氏がそれぞれ、パイエについて売却の意志がないことを表明していたが、本人自身の口からもこうした表明が出たことで、今回の移籍騒動は決着に達したと見られている。
マルセイユから移籍し、プレミアリーグ初年度となった2015/16シーズンのパイエは30試合で9得点をマークし、チームの攻撃陣をけん引した。またチームも前年の12位から7位へと躍進し、ヨーロッパへの舞台が見えてきた。こうしたタイミングでのパイエの残留は何よりの補強となりそうだ。
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