左からテージョ、トゥラン、フェルマーレン【写真:Getty Images】
今夏バルセロナとミランは補強戦略において結託するようだ。14日にイタリアの『カルチョメルカート.com』が伝えている。
ミランとバルセロナが幹部同士で外交会議を行ったようだ。話し合いのテーマは、欧州屈指のビッグクラブ同士が競い合う『欧州スーパーリーグ』構想についての話し合いだったようだが、そこでは選手の取引に関する話し合いもされたとみられている。
同会議に出席したバルセロナ側の幹部はアリエド・ブライダSD。同氏はミランで1986年から2002年までゼネラルディレクターを務め、2013年12月31日に退任するまでミランのスポーツディレクターを務めた人物である。
反対にミラン側の出席者は、そのブライダ氏と長年コンビを組んで仕事をして来たアドリアーノ・ガッリアーニCEOだ。両クラブ間の良好な関係を生かし、複数の選手について情報を求めたようである。
ミランのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督はトルコ代表MFアルダ・トゥランを望んでいるようだ。昨季に3300万ユーロ(約38億円)で購入された選手だが、合計で1200分しか出場していない。
さらには怪我にも泣かされ1271分しか出場できなかったベルギー代表DFトーマス・フェルマーレン、昨季にフィオレンティーナにレンタル移籍したFWクリスティアン・テージョ、そしてDFアドリアーノについて獲得の可能性を模索している。
お互いを良く知るブライダSDとガッリアーニCEO。一度交渉が始まればスムーズに進みそうだ。
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