この夏に中国へ移籍したペッレ、フッキ、シセ(左から)【写真:Getty Images】
中国リーグは、現地時間15日に夏の移籍市場の締切を迎える。
近年、高額な移籍金と報酬でビッグネームを世界中から獲得し続けている中国は、この夏にも多くの選手を引き抜いている。
すでに山東魯能がサウサンプトンからイタリア代表FWグラツィアーノ・ペッレ、ニューカッスルからセネガル代表FWパピス・シセの2人のプレミアリーグ所属選手を獲得。上海上港はかつてJリーグでも活躍したブラジル代表FWフッキをアジア史上最高額でゼニトから獲得した。
中国にやってきたのは選手だけではない。チーロ・フェラーラ(武漢卓爾)、ファビオ・カンナバーロ(天津権健)、クラーレンス・セードルフ(深セン宇恒)はそれぞれ2部リーグの監督に就任している。また、フェリックス・マガトも山東魯能の指揮を執ることとなっている。
今年の冬の移籍市場でも、締切間際に大金を叩き短期間で世界中のクラブからの引き抜きに成功している。
移籍市場の締切まであとわずかとなったが、今夏も“駆け込み爆買い”があるかもしれない。
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