レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督【写真:Getty Images】
レアル・マドリーの伝説であるラウール・ゴンサレス氏は、当初ジネディーヌ・ジダン監督がチームを指揮することを想像できなかったという。13日付のスペイン紙『アス』が報じた。
マドリーで700試合以上に出場し、クラブ歴代ゴールランキング2位という実績を残したラウール氏は、現役時代にマドリーでジダン監督とともにプレーしている。
元キャプテンのラウール氏は、元チームメイトが監督を務めることなど想像できなかった理由を明かしている。
「彼は口数が少なかったし、監督になる姿なんて想像できなかった。チームメイト達がプレーについて討論しているのを見たりしたけど、彼がやっているところは見たことはなかった」
しかし「彼は多分、内に秘めていたんだと思う。クラブ内でも様々なエリアにいて、いろんな過程を踏んだんだ。彼がトップチームにいるようになって、だんだん監督らしくなってきたと思うよ」と、違和感がなくなっていると述べた。
ラウール氏が想像できなかったというジダン監督だが、昨季途中からチームの指揮を執り、1年目からチャンピオンズリーグ優勝を果たしている。
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