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リバプール加入のGKカリウス、リオ五輪参加を見送り「優先順位はクラブが上」

text by 編集部 photo by Getty Images

ロリス・カリウス
リバプールに加入したGKロリス・カリウス【写真:Getty Images】

 今夏の移籍市場でマインツからリバプールに移籍した23歳のGKロリス・カリウスが、リオ五輪に参加しない意向を示した。13日に英紙『デイリー・スター』が報じている。

 リバプールは移籍金470万ポンド(約7億6000万円)でカリウスを獲得した。GKシモン・ミニョレに代わる選手として活躍が期待されている。ただ、今年はオリンピックも開催されることから、カリウスはドイツ代表として選出される可能性もあった。ただ、本人は五輪に参加しない考えを明かしている。

「僕は最初にユルゲン・クロップ監督と話し、リオ五輪に行くつもりがないことを伝えた。その後、ドイツの人々に話したよ。優先順位はクラブが上なんだ。僕は今シーズン、スタート時から起用されることが重要だと思っている。もちろん、このようなクラブは競争が激しいことを知っている。恐れるような考えがあれば、僕はここに来ていないだろう。僕は良いイメージを持っているんだ」

 カリウスはマインツで正守護神を務めていたが、その座を捨ててリバプールに移籍してきた。相当な覚悟を持って決断しただけに、リバプールで正守護神の座を奪うことを一番に考えているのだろう。

【了】

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