ユベントスが獲得に近づくガビゴル【写真:Getty Images】
ユベントスは、サントスのブラジル代表FWガブリエウ・バルボーザの獲得を狙ってるようだ。12日にイタリアの『カルチョメルカート.com』が報じている。
バルボーザは、サントスの下部組織で多くの得点を決めてきたことから“ガビゴル”と呼ばれ、同クラブ出身でプレースタイルが似ていることからネイマール2世との呼び名も高いブラジルの逸材だ。19歳の同選手は、先日行われたコパ・アメリカ・センテナリオのメンバーに選出されている。
ユベントスは、近日中にも最初のオファーを提示するつもりのようだ。1300万ユーロ(約15億円)から最大で1800万ユーロ(約20億円)にボーナスを加えた金額でオファーするつもりのようで、同選手には250万ユーロ(約2億円)にボーナスを加えた5年契約を提示するつもりのようである。
ガビゴルは、先日2021年まで結ばれる契約を更新したばかりだ。同選手の保有権は、サントスと同選手の父親と投資ファンド『ドイエン・スポーツ』社が所有しているようである。サントスのモデスト・ローマ・ジュニア会長は最低でも2000万ユーロ(約23億円)を要求しているようで、先日にはボルシア・ドルトムントが提示した1800万ユーロのオファーを断ったようだ。
ガビゴルの父親は、将来性があるとしてユベントスと交渉の席に着くことに承諾しているようである。一方でサントスは、さらに市場価値を上げようとリオ五輪が終わるまで待ちたいようだ。そのためにもユベントスはできるだけ早くオファーを出したいようである。
18歳から10番を付けるサントスの逸材。果たしてイタリアでプレーすることになるのか、その去就に注目が集まる。
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