バイエルン・ミュンヘンのアルトゥーロ・ビダル【写真:Getty Images】
チリ代表MFのアルトゥーロ・ビダルは、所属するバイエルン・ミュンヘンの新指揮官カルロ・アンチェロッティ監督からキーマンの一人として名前を挙げられている。11日、チリ紙『ラ・クアルタ』が報じている。
アンチェロッティ監督はビダルを「ピッチ上で強い個を発揮する選手」と評しており、「チームにはリーダーシップのある選手が多くいる。フィリップ・ラーム、マヌエル・ノイアー、ビダル。そして、シャビ・アロンソ、トマス・ミュラー、ロベルト・レバンドフスキもだ」とビダルの名前もリーダーの一人として挙げている。
また、欧州王者への返り咲きを狙うドイツ王者の指揮官は「ここ数年、ジョセップ・グアルディオラ前監督は、スペクタクルなサッカーを完璧に遂行した。この路線を継承していきたい」と述べ、「バイエルンのサッカーは攻撃にベースを置いている。私も攻撃的なサッカーが好きだ。全ての大会で強さを発揮したい」と抱負を述べている。
昨季は移籍1年目ながら、リーグ戦、カップ戦でも主力選手としての存在感を示したビダル。先日はチリ代表として、コパ・アメリカで2連覇を達成し、今まさに全盛期を迎えている。新指揮官も期待を寄せる29歳のMFは、クラブチームでも昨季以上の輝きを放てるか。
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