ドイツ代表のDFヨナス・ヘクター【写真:Getty Images】
リオネル・メッシやネイマールのピッチ外での問題に揺れるバルセロナだが、新シーズンに向けた準備も着々と進めている。すでに下部組織育ちのMFデニス・スアレス復帰を発表し、次なるターゲット確保に向けて動き出した。
独紙『エクスプレス』など複数メディアによれば、バルサはEUROで評価を高めたドイツ代表DFヨナス・ヘクターの獲得に興味を示しているようだ。
ケルンに所属する26歳のDFは左サイドバックとしてドイツ代表のレギュラーに定着。EUROでは全6試合に先発出場して一気に評価を高めた。リバプールやヴォルフスブルク、トッテナムなども興味を示していたようだがバルサは高額な移籍金を提示して引き抜く意向のようだ。
バルサの左サイドバックには現在ジョルディ・アルバという絶対的存在が君臨しているが、アドリアーノ・コレイアは退団が濃厚と見られ控えの層は心もとない。そこでヘクターに1800万ユーロ(約21億円)を投じるという。
右サイドバックのダニエウ・アウヴェス退団が決まり、守備陣の補強が必要なバルサ。ここ数年懸案だったポジションの強化を抜かりなく進めている。
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