レアル・マドリーのアルバロ・モラタ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは、スペイン代表FWアルバロ・モラタを今季のメンバーとしてチームに残留させることに決めたようだ。9日にスペイン紙『マルカ』が報じている。
マドリーは先月ユベントスに3000万ユーロ(約33億円)を支払ってモラタの買戻し権を行使した。当初からその目的は別のクラブへ転売して儲けるためだとみられてきたが、今ではその考えが変わったようである。
プレミアリーグのクラブからモラタへ数多くの高額オファーが届いているにもかかわらず、マドリーはジネディーヌ・ジダン監督が率いる今季のメンバーへ同選手を加えることに決めたようだ。
マドリーは、先日モラタに対してチェルシーから6000万ユーロ(約66億円)のオファーを受け取ったようだが、そのオファーには納得しなかったようである。そしてクラブは、モラタの将来について考え直し、移籍金を7500万ユーロ(約83億円)と評価し直したようだ。
これによりモラタは正式にマドリーの選手としてチームに残ることになる。そして今季は同チームでFWカリム・ベンゼマとポジション争いをすることになるようだ。自身が育ち、愛するクラブへと戻って来たモラタ。これからのマドリーを背負って行くのは、まさにそのモラタとなるかもしれない。
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