ポルトガル代表のレナト・サンチェス【写真:Getty Images】
先日、年齢詐称疑惑が浮上したポルトガル代表の新星レナト・サンチェスだが、どうやら登録通り18歳であることが証明されたようだ。9日、スペイン紙『マルカ』などが報じている。
サンチェスの母国ポルトガルメディアの『ディアリオ・デ・ノティシアス』が、彼が生まれたアマドーラ・シントラ病院に、サンチェスが1997年8月18日の午後3:25に2.560グラムで誕生したことを証明する記録が存在していることを公表した。
サンチェスの年齢詐称疑惑については、フランスの名将ギー・ルー氏がメディアにそれを示唆したことで大きな話題を集めていた他、ポルトガルでもスポルティング・リスボンが、ベンフィカに所属していた彼の年齢について疑惑を投げられたこともあった。
今回の報道でサンチェスが本当に18歳であることがわかり、騒動が解決したと報じられたことで、ポルトガル代表や今季からプレーするバイエルン・ミュンヘンの関係者も一安心といったところだろう。
しかし、元をたどればこの疑惑も、サンチェスの18歳とは思えないプレーぶりが呼んだものだ。今EUROでもすでに2度のマン・オブ・ザ・マッチに選出されるなど、素晴らしいパフォーマンスを披露している。こうした疑惑が、結果として彼の怪物ぶりを改めて浮き彫りにさせるものとなったようだ
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