マウロ・イカルディ(右)と妻のワンダ・ナラ氏(左)【写真:Getty Images】
日本代表DF長友佑都が所属するインテルのエースFWマウロ・イカルディに国外から移籍オファーがあったことが判明した。8日付のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。
イカルディの妻であり代理人も務めるワンダ・ナラ氏が、アルゼンチンのトーク番組『インファマ』にゲストとして出演し、「アトレティコ・マドリーがマウロにオファーを提示した」とスペインの名門から獲得の打診を受けたことを明かした。
しかし「今はインテルでキャプテンを務めており、クラブが彼をとても大事にしている。そして私たちが望んだ条件で契約を更新したことから、退団は考え難い」と今夏のうちに移籍する可能性が低いことを説明した。
ワンダ・ナラ氏の話によれば、同選手に関心を示しているクラブは他にもあるようだ。それでも怒るディはアトレティコのディエゴ・シメオネ監督と懇意にしており、特別な関係にあるようだ。
「たくさんのオファーを受け取っているから、私はクラブ幹部と話をしているの。マウロとチョロ(シメオネ監督の愛称)は何度か会っているから、彼らがその話をしたのは間違いないはずよ。最後に会ったのは飛行機の中だったけど、そこではサッカーの話はしなかった」
母国でもインテルでも将来が期待されているイカルディ。妻が手綱を放さなければ、移籍の誘惑を断ち切ることができそうだ。
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