引退を発表したデポルティボ・ラ・コルーニャのマヌエル・パブロ【写真:Getty Images】
現地7日に現役引退を発表したデポルティボ・ラ・コルーニャのマヌエル・パブロは、自身の現役生活を「幸せだった」と振り返っている。8日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
1998/99シーズンから18シーズンをデポルティボで過ごした40歳のDFは「チームメイト、家族、デポルティボのスタッフ、ファン、成長を見守ってくれた故郷ラス・パルマスの人々に感謝したい」と述べ、「常にチームのためのプレーヤーでいようと心掛けた。手に入れたもの全てに幸せを感じている」と続けた。
レアル・マドリー、バルセロナといったビッグクラブを相手に回し、1990年代後半から、2000年代前半にかけてリーガエスパニョーラを席巻した”スーペルデポル”不動の右サイドバックとして活躍したパブロは、リーガ制覇1回、国王杯1回、スペインスーパーカップ2回のタイトルを獲得している。
栄光の陰で、2度の2部降格も経験したパブロは2013/14シーズンの2度目の昇格が、その過程の困難さ故に「最も誇らしい瞬間だった」とコメントしている。
デポルティボで公式戦482試合に出場した大ベテランは、デポルティボのチームスタッフとして第二の人生を歩み出す。
【了】