フランス代表のディディエ・デシャン監督【写真:Getty Images】
宿敵ドイツを降し、2000年大会以来のEURO決勝へとコマを進めたフランス代表のディディエ・デシャン監督は、「世界王者を倒した」と興奮を隠さなかった。7日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
試合後、地元テレビ局のインタビューに応じた47歳の指揮官は「世界一のチームと対戦した。苦しんだが勝ったのだ」と述べ、「ドイツはクオリティが高く、苦戦した。ボールが持てずに、よりゲームが複雑になったが、後半はよりコントロールできた」と試合を振り返る。
そして「いつも選手たちを信じてきた。彼らは今日の勝利に相応しかった。パリでポルトガルとのファイナルだ。我々はついにその場へ行けるのだ」と自身が主将を務め、優勝を果たした2000年大会以来のファイナルに向けコメントした。
勝利を後押しした地元サポーターの声援に感謝を述べ、終始興奮気味にインタビューに応じていたデシャン監督。選手として、そして監督としてのEURO制覇まであと1勝だ。
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