ロベルト・マンチーニ監督がイングランド代表を率いる日はくるのか?【写真:Getty Images】
アイスランド代表に敗れてEUROを去ったイングランド代表。チームを率いていたロイ・ホジソン監督はすでに辞意を表明し、新たな指揮官探しが始まっている。そんな中、新監督候補に意外な名前が浮上した。英紙『ガーディアン』など複数メディアが報じている。
同紙によれば現在インテルを率いるロベルト・マンチーニ監督がイングランド代表の職に興味を示しているという。マンチェスター・シティでタイトルを獲得するなど英国のサッカーを熟知するイタリア人指揮官だ。
マンチーニ監督とインテルの契約は残り1年となっているうえ、中国企業によるクラブ買収で両者の関係は微妙になっているようだ。
一方、イングランドサッカー協会(FA)は外国人も候補に含めながらホジソン前監督の後任探しを始めている。自国からはガリー・リネカー氏やリオ・ファーディナンド氏、アメリカで現役を続けているフランク・ランパード、サンダーランドを率いるサム・アラーダイス監督の名前が次期監督候補に挙がっている。
外国人では長年アーセナルを指揮してきたフランス人のアーセン・ヴェンゲル監督、エバートンを退団したばかりのスペイン人指導者ロベルト・マルティネス氏、アメリカ代表のドイツ人指揮官ユルゲン・クリンスマン監督が候補のようだ。
当初公認候補の1人だったハリー・レドナップ氏はイングランド代表監督の座に関心がなく、U-21代表のガレス・サウスゲイト監督が暫定的に指揮を執るプランも本人に固辞されてしまったとされている。
難航するイングランド代表の後任監督探しはどのような決着を迎えるだろうか。9月にはロシアW杯予選のスロバキア戦が予定されているため、少なくとも夏のうちに何らかの結論を出さねばならないだろう。
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