ユリアン・ドラクスラー【写真:Getty Images】
昨季とは打って変わって移籍市場で積極的な動きを見せるアーセナルは、攻撃陣に新たなタレントの獲得を目指している。英紙『サン』が報じた。
レスターの後塵を拝して優勝を逃した昨季の雪辱を晴らすため、高額な選手でも投資を惜しまない方針のようだ。すでにボルシアMGからスイス代表MFグラニト・シャカと、サンフレッチェ広島から日本代表FW浅野拓磨を獲得した。
そして次はヴォルフスブルクに所属するドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーに狙いを定めている。現在22歳の同選手は2014年のブラジルW杯以降伸び悩みが指摘されているものの、依然評価は高く引き抜くには高額な移籍金が必要だ。
そこでアーセナルはヴォルフスブルクに対し移籍金4300万ポンド(約57億円)を提示すると見られている。アーセン・ヴェンゲル監督はEUROで代表通算2ゴール目を挙げたドリブラーがオリビエ・ジルーの得点力を引き立てるのにうってつけの人材と考えているようだ。
補強の第一候補だったジェイミー・ヴァーディーの獲得に失敗し、アルバロ・モラタ獲得にも暗雲が立ち込めているアーセナル。今季もワールドクラスのストライカーを手に入れるミッションを完遂するのは難しそうだがアシスト役を揃えることでそれを補おうとしている。
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