ユベントスのポール・ポグバ【写真:Getty Images】
ユベントスのフランス代表MFポール・ポグバが、今夏に古巣のマンチェスター・ユナイテッドへ戻る可能性が現実味を帯びてきたようだ。7日に英メディア『スカイスポーツ』が報じている。
ポグバは、サッカー史上最高額の移籍金の実現が注目されている選手の1人だ。連日のように移籍の噂がされており、ユナイテッドやレアル・マドリーが最も強く獲得を望んでいるクラブとみられている。そして今、そのユナイテッドがユベントスと初接触を行ったようだ。
ユナイテッドは、今夏にすでにFWズラタン・イブラヒモビッチ、MFヘンリク・ムヒタリアン、そしてDFエリック・バイリーの3名の選手を獲得している。しかし今季から新指揮官に就任したジョゼ・モウリーニョ監督は、先日行われた就任発表記者会見で「今夏に4名の補強を行う」と発言していることからも、その4人目がポグバだとみられているようだ。
さらにポグバと同じくイブラヒモビッチとムヒタリアンの代理人も務めるミーノ・ライオラ氏が今でも頻繁にユナイテッドと接触をし続けているようである。そのような状況の中で、ユナイテッドのエド・ウッドワードCEOが48時間以内にユベントスと最初の接触を行ったことを同英メディアに語ったようだ。しかしユベントス側からはこの裏付けはとれてはいない。
ユベントスは、ポグバに関してこれまで一度も立場を変えてはいない。同クラブは、「ポグバを移籍市場には出してはおらず、非売品だ」と何度も強調している。頑なに拒否するユベントスと強引に納得させようと迫るユナイテッドの“腕相撲”。この夏は当分ポグバの話題から目が離せないだろう。
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