インテルのダビデ・サントン【写真:Getty Images】
インテルで唯一日本代表DF長友佑都よりも以前に同クラブに所属していたダビデ・サントンが、今夏再びプレミアリーグへ移籍するようだ。7日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
サントンはインテル下部組織出身の25歳サイドバック。ジョゼ・モウリーニョ監督がインテルの指揮官を務めていた2009年にインテルのトップチームデビューを果たした。その後2011年1月に長友と入れ替わる形でチェゼーナにレンタル移籍を果たすと、同年8月にプレミアリーグのニューカッスルに移籍した。
2015年2月にレンタル移籍でインテルに帰郷したサントンだったが、今季は中盤戦以降はDFダニーロ・ダンブロージオに先発の座を奪われ出場機会が減少した。インテルは同選手を450万ユーロ(約5億円)で買い取り、プレミアリーグのサンダーランドに600万ユーロ(約7億円)で放出するとみられている。
途中ニューカッスルに移籍していたことでインテル在籍年数では長友より短かったが、現所属選手では最も古くからインテルを知る選手でもあったサントン。待望の古巣への復帰となったものの、挑戦は失敗に終わってしまったようだ。
【了】