ドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEO【写真:Getty Images】
ドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEOが、今夏の移籍市場で多くの主力選手が移籍したことで危機感を示した。4日に独紙『フランクフルター・ルントシャウ』が報じている。
主将のDFマッツ・フンメルスがバイエルン・ミュンヘンに、司令塔のMFイルカイ・ギュンドアンがマンチェスター・シティにそれぞれ移籍し、ヘンリク・ムヒタリアンがマンチェスター・ユナイテッドに移籍した。すでに主力選手3人が退団しているが、エースのFWピエール=エメリク・オーバメヤンも退団する可能性が残っている。
この状況にヴァツケCEOは「紛れもなく過去10年間で最大の激変だ」と答え、ムヒタリアンの移籍に関しては「魅力的なオファーが届き、それを頑なに拒んでも行き詰まるだけ。残留を望んだとしても(2017年6月に契約が切れる予定だった)この問題を先送りにしていただけだろう」と、放出した理由を説明している。
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