EUROで大活躍のオリビエ・ジルー【写真:Getty Images】
フランス代表のオリビエ・ジルーが、自身に対して行われるブーイングについて言及した。4日に英紙『デイリー・ミラー』が報じている。
ジルーはEURO2016に挑むフランス代表のメンバーに選出され、4試合で3得点を記録。現在はフランスのエースとして活躍しているものの、以前まではカリム・ベンゼマと比較されることが多かった。決定機を外すこともあったため、母国のファンからブーイングを受ける場面もあった。だが、ジルー本人はブーイングを意識していないようだ。
「ブーイングは素敵なことではない。これを改善する方法はピッチで結果を出すしかないだろう。正直に言うと僕はブーイングについて考えていない。僕は完全に、チームのためにゴールを決めることだけに集中しているんだ。カリムはフランスの選手であるし、いつかチームに戻ってくるだろう。しかし、僕は競争を楽しんでいる。チームの目標を達成するために助け合うだけさ」
フランスは準々決勝でアイスランド代表を下し、次は準決勝でドイツ代表と対戦することになっている。ジルーは次もゴールを決め結果を残し続けることで、ファンからの信頼を取り戻すことができるだろう。
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