アーセナル加入が決まった浅野拓磨【写真:Getty Images グラフィック:フットボールチャンネル・タイ】
アーセナル加入が決まったサンフレッチェ広島の日本代表FW浅野拓磨に現地新聞も大きく注目している。3日付の英紙『デイリースター』が報じた。
同氏は『新人浅野拓磨について知っておくべき10つのこと』と題して浅野を写真付きで大々的に紹介した。
まずは、浅野のこれまでのJリーグでの成績を紹介。「幼い年齢にもかかわらず、J1リーグではすでに2度もリーグ優勝に貢献し、スーパーカップでは3度も優勝に貢献した」と伝えている。さらに代表チームについても言及し、今年6月に行われたキリンカップのブルガリア戦でA代表初ゴールを挙げ7-2の勝利に貢献したことを紹介した。
浅野は2015年にはベストヤングプレーヤー賞を受賞し、来月にはU-23日本代表としてリオ五輪に参加する。今年に開催されたU-23選手権では韓国との決勝戦で2得点を挙げ「U-23日本代表の逆転勝利の立役者の1人となった」とも紹介している。
また、アーセナルに絞れば浅野は史上3人目の日本人選手だ。過去に在籍した稲本潤一(現・北海道コンサドーレ札幌)と宮市亮(現・ザンクトパウリ)の存在を振り返っている。そして、50メートルを5.9秒で走れ、“ジャガーポーズ”のゴールパフォーマンスをすることから“ジャガー”という愛称がついているとも説明。これからメディカルチェックを受けることになると付け加えている。
10枚もの写真付きで紹介された浅野。これはまさに浅野への期待の現れだろう。現時点では浅野は今季アーセナルでプレーするか、それともレンタル移籍で修行を積むかわかっていない。どちらにせよ、アーセン・ヴェンゲル監督と現地アーセナルファンにとっては将来への重要な投資と考えられているようだ。
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