アーセナルへの完全移籍が決まった浅野拓磨【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのアーセナルは3日、サンフレッチェ広島の日本代表FW浅野拓磨を完全移籍で獲得することに合意したことを発表した。
8月に開催されるリオ五輪にU-23日本代表としての出場が決まった浅野には、宇佐美貴史も加入したアウクスブルクなどのクラブも興味を示していたが、イングランド屈指の強豪であるアーセナル移籍が報道された際には大きな話題を呼んだ。
かつて名古屋グランパスでも指揮を執ったアーセン・ヴェンゲル監督率いるアーセナルは昨季のリーグ戦を2位で終え、欧州最高峰の大会であるチャンピオンズリーグに19年連続出場を決めている。
アーセナルに移籍した日本人選手は過去に稲本潤一(現・北海道コンサドーレ札幌)と宮市亮(現・ザンクトパウリ)がおり、浅野は史上3人目となる。
なお、浅野はアーセナル移籍後は他クラブに期限付き移籍するものと見られており、フェイエノールトなどのクラブが候補に挙げられている。
【了】