チリ代表FWアレクシス・サンチェスは、コパ・アメリカ決勝で負った怪我のために未だにホテルでの休養を強いられているようだ。6月30日に自身の公式ツイッターで伝えている。

　先月の現地時間26日に行われたコパ・アメリカ・センテナリオでアルゼンチンとチリが対戦。PK戦の末にチリが再びアルゼンチンを下して史上4ヶ国目となる2連覇を達成している。決勝に先発出場したサンチェスは、延長前半104分に怪我のために交代。そして、現在の怪我の状態を撮った写真を自身の公式ツイッターに載せた。

　写真には、足先が腫れ、足首が紫色に変色している左足や、接触によって捻挫を引き起こしている左足が生々しく写っている。まさにコパ・アメリカ決勝で激しいファウルを受けていたことを物語る証拠写真だ。

　サンチェスはプレーすることが可能な限りピッチに残ったようだが、結局延長前半が終了する1分前に交代を余儀なくされている。同選手と交代したMFフランシスコ・シルバは幸運にもPK戦でチリに優勝をもたらすことになる決定的なゴールを決めた。

　負傷により現在も療養中のサンチェスは「バカンス4日目だけど、ホテルに閉じ込められて退屈だよ。（笑）　だけど今はだいぶ良くなった」とコメントしている。

　コパ・アメリカ2連覇という偉業を成し遂げることに貢献したが、その代償として、生憎バカンスは休養に充てざるを得なくなってしまったようだ。

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