ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
ポーランドとのPK戦を制し、EURO2大会連続でベスト4へとコマを進めたポルトガル代表。エースのクリスティアーノ・ロナウドは、「全ては可能」とEURO制覇への想いを述べる。1日、スペイン紙『アス』が報じている。
前回のクロアチア戦同様に延長までもつれる熱戦を演じたポルトガル。しかし、勝ち進んではいるものの、勝ちきれないチーム、エンジン全開とはいかないロナウド自身のパフォーマンスに批判の声も聞かれる中、「我々はベスト4まで来ているのだ。誰も我々を何ともない存在とはみなしていないはずだ」と試合後に述べ、「ここから先は、全てが可能なのだ」と雑音を封じた。
そして、悲願のEURO制覇に向け「クラブでは多くのタイトルを獲ってきた。が、代表では何も勝ち取っていないから、EUROを制覇するのは夢なのだ」と語り、「自分のパフォーマンスは重要じゃない。大事なのはチームだ。我々は素晴らしいプレーをしているのだ」とフォア・ザ・チームの姿勢を示した。
チームもそしてロナウド個人も、他を圧倒するパフォーマンスを見せられないポルトガル。それでもベスト4までたどり着いたのは、大黒柱ロナウドが見せるフォア・ザ・チームの姿勢に象徴されるチームワークなのだろう。自身のEURO最多スコアラー記録もかかる中、ロナウドの挑戦はまだ続く。
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