MF:デレ・アリ（イングランド）

【所属】トットナム

　デル・アリがMKドンズからトットナムに“青田買い”されたのが2015年2月。2014-2015シーズンはドンズに留まり、2015-2016シーズンからトットナムの一員としてプレー。加入当初は若手の有望株という位置付けだったものの、マウリシオ・ポチェッティーノ監督に出場機会を与えられると、トットナムのスピードに乗った攻撃を中盤センターで支え、10得点を挙げ、プレミアリーグ最大のサプライズ若手選手となった。

　リーグ戦での勢いそのままに2015年10月に行われたEURO予選エストニア戦初招集されると、レギュラーをすぐに確保。EURO本選でも先発を勝ち取り、ラウンド16進出に貢献した。フィジカルも強く、スティーブン・ジェラード、フランク・ランパードらのボックス・トゥ・ボックスのプレーヤーとしてその系譜に名を連ねることになるだろう。