2004年 アテネ五輪
加地亮の負傷を受けてオーストラリアに出場した駒野友一(左)【写真:Getty Images】
【2006年ドイツW杯でメンバー入りした選手】
茂庭照幸、駒野友一、小野伸二(OA)
黄金世代の次を担うと期待されたものの、谷間の世代と揶揄されることもあった。今でこそ佐藤寿人、大久保嘉人などがJリーグを代表する選手として活躍しているが、この当時はその力を不安視する声も少なくなかった。
アテネ五輪でもイタリア、パラグアイといった強豪相手に競った戦いは見せたが、グループステージを突破することはできなかった。そして、この時のメンバーから2年後のドイツW杯に進んだのは、駒野友一とOAだった小野伸二のみ。茂庭照幸は追加招集という形で滑り込んだ。
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