2000年 シドニー五輪
2002年のW杯で大活躍を見せた稲本潤一【写真:Getty Images】
【2002年日韓W杯でメンバー入りした選手】
松田直樹、森岡隆三(OA)、稲本潤一、中田英寿、楢崎正剛(OA)、柳沢敦、中田浩二、宮本恒靖、明神智和
日本サッカー史上最強と謳われたこの世代は、アジアを圧倒的な強さで突破。本大会はベスト8で涙をのんだが、これまで世界を相手に真っ向勝負を挑み、互角以上に渡り合ったのは後にも先にもこのチームだけではないだろうか。
メンバーの多くは2年後の日韓W杯に選出され、日本を初の決勝トーナメント進出に導いた。中田英寿はこの時すでにセリエAで活躍しており、1979年生まれの黄金世代もエースに負けないだけの輝きを放ち続けた。日本サッカーの成長を体現した彼らは、その後も“主役”として歩んでいくことになる。
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