1996年 アトランタ五輪
最年少にして絶対的な司令塔として君臨していた中田英寿【写真:Getty Images】
【1998年フランスW杯でメンバー入りした選手】
伊東輝悦、中田英寿、服部年宏、城彰二、川口能活
アジアの壁を突破し、28年ぶりに五輪本大会進出を果たした。『マイアミの奇跡』を起こすなど話題となったメンバーから、上記の4人が2年後のフランスW杯メンバーに名を連ねた。五輪当時はチーム最年少で、目立ってはいたもののリーダーではなかった中田英寿は、世界の檜舞台に立った岡田ジャパンの絶対的な司令塔としてチームをコントロール。
川口は守護神として大会得点王になるシュケルやアルゼンチンエースであるバティストゥータらと対峙した。そして城もエースとして岡田武史監督からの信頼が厚かった。彼らに伊東、服部を含めた面々は、アトランタ五輪から一気に飛躍していった。
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