前ベルギー代表主将のヴァンサン・コンパニ【写真:Getty Images】
負傷によりEURO本大会を欠場した、ベルギー代表のDFヴァンサン・コンパニは、新主将のMFエデン・アザールの活躍ぶりをメッシ、ロナウドクラスと称賛している。30日、スペイン紙『アス』が報じている。
コンパニは「(決勝トーナメント1回戦の)ハンガリー戦ですべて変わった。あの試合以降、皆がアザールの事を話している」と述べ、「代表では以前はああいうプレーを見せなかっただけに驚いている」とアザールの爆発で4-0と完勝した一戦を振り返る。
さらに、「ハンガリー戦でのアザールは芸術的で、素晴らしかった、みんながウェールズ戦でもこの活躍を望んでいる」とコメントし、「グループリーグでは、彼自身の仕事はしていたが、いいプレーとまでは行っていなかった」と分析している。
そして、「もし、このレベルのパフォーマンスを続けたら、世界最高の2人であるリオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウドと同じ次元でアザールを語らねばならないね」と後輩の継続的な活躍を願う。
所属するマンチェスター・シティでも主将を務めるコンパニも目を細めるアザールの活躍。試合を追うごとにパフォーマンスを高めていく彼の活躍を、ファンはもっと楽しめるのだろうか。ガレス・ベイル率いる好調ウェールズ戦で、改めてその真価が問われる。
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