レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督【写真:Getty Images】
今季レアル・マドリーをチャンピオンズリーグ(CL)優勝に導いたジネディーヌ・ジダン監督だが、来季はさらなるチーム強化のため“鬼軍曹”の招聘を望んでいるようだ。29日付けスペイン紙『マルカ』が報じた。
ジダン監督が望むのはイタリア人フィジカルコーチのアントニオ・ピントゥス氏。フィジカルコーチ一筋でサッカー界を渡り歩いてきた同氏は、ジダン監督が現役時代ユベントスで共に仕事をしている。その徹底した仕事ぶりはジダン監督の望む“ハードワーク”を実現するのに理想的であるとのことだ。
クラブはピントゥス氏と交渉を開始しているが、ピントゥス氏は一足先に来季からマルセイユのフィジカルコーチとして契約を済ませている。マルセイユ側は当然マドリーに違約金と賠償金の支払いを請求しており、この交渉がどのような結末になるか注目される。
今季途中就任ながらもCL制覇を達成したジダン監督。来季はさらに豊富な運動量を武器に強力なチームをつくり上げるのだろうか。
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