ゴールを決めた中島翔哉【写真:Getty Images】
U-23日本代表は29日にホームでU-23南アフリカ代表と対戦。相手もリオ五輪に出場するチームだったが、中島翔哉などがゴールを決めて4-1の勝利をおさめた。
中島は先発出場を果たし、37分に抜け出した大島からのパスを中島が合わせて同点ゴールを決める。さらに、日本が1点を追加した後、前半アディショナルタイムには中島がこの試合2点目となるゴールを決めた。
試合後に中島はゴールシーンを振り返り「数多くボールを受けて、ゴールに迫っていく。拓磨がすごいスピードがあるので、それをうまく活かしながらスペースができて、そこを使えたらいいなと思っていました」と語り、浅野拓磨と連携しながら上手く攻めることができたことを明かした。
しかし、一方で「南アフリカもコンディション的にはすごく悪いと思うので、これはあまり参考にしない方がいいと思います」とコメントし、快勝したことに満足することなく、次に気持ちを切り替えている様子を見せた。
リオ五輪のメンバー発表については「それは自分が決めることではないので、いつも言っていますけど、選ばれるか選ばれないかはわからないので、いつでもいけるよう準備をしています。どこでやっていても常にうまくなりたいという気持ちが大事だと思うので、いつも全力でサッカーを楽しむことが自分にとっては一番大事です」と語っている。リオ五輪メンバーは7月1日に発表される予定だ。
(取材:舩木渉【松本】)
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