フランス
フランス代表のアントワーヌ・グリーズマン【写真:Getty Images】
【優勝オッズ】(ウィリアム・ヒル、6/29時点)
3.75(1位)
【FIFAランキング】
17位
【過去の最高成績(EURO本大会)】
優勝(1984年、2000年)
【準々決勝までの戦績】
■グループステージ
ルーマニア戦(勝):2-1
アルバニア戦(勝):2-0
スイス戦(分):0-0
■ラウンド16
アイルランド戦(勝):2-1
グループステージを首位通過し、ラウンド16でアイルランドとの一戦に臨んだフランス代表。開始直後にPKを献上し、先制ゴールを許してしまう。だが後半からポグバをボランチの位置に下げる4-2-3-1に変更すると完全に相手を押し込む格好に。攻撃に関しては今大会ベストと言える45分だった。
アルバニア戦後にデシャン監督は、ポグバが4-2-3-1のボランチで力を発揮する選手ではないと語っていた。だがアイルランド戦では、状況を見てあっさりと前言撤回となる采配をふるっている。このあたりは、勝つための術を知り尽くした指揮官ならではのものだろう。
カンテとラミを出場停止で欠くアイスランド戦にはどのような陣容で臨むのか。カンテの穴については、そのまま代役を立てるか、4-2-3-1で乗り切るかのいずれか。そして、コシェルニーとCBのコンビを組むのはウンティティになりそうだ。
アイルランドの肉弾戦に苦しんだフランス。サンドニに戻ってきた開催国は、アイスランドとの一戦でも同様の困難に直面するのだろうか。
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