イングランド代表監督を退任したロイ・ホジソン氏【写真:Getty Images】
イングランド代表監督からの退任を表明したロイ・ホジソン氏の新天地は、中国になるかもしれない。『ガーディアン』『メトロ』など複数の英国メディアが伝えている。
フランスで開催されているEUROで、イングランド代表はアイスランド代表に逆転負けを喫して決勝トーナメント1回戦で敗退した。この試合の直後、ホジソン氏は代表監督の座を退くことを決断している。
中国のスポーツマーケティング会社『iRENA』のエリック・ガオCEOがホジソン氏を中国に招き入れる意向があることを明かしている。
「多くのクラブがワールドクラスの監督を欲しがっている。今はほとんどの監督がイングランドで売りに出されていないと聞いた。ホジソンには多くのチャンスがあるし、中国のクラブは彼とサインしたがるだろう。ホジソンは中国リーグでフィットできるだけのプロフィールがある」
ガオ氏が代表を務めるiRENA社は、中国の各スポーツに精通しており、サッカーでは中国代表の他、北京国安や広州恒大、上海申花など多くのクラブと提携している。
また、上海上港を率いるスヴェン・ゴラン・エリクソン監督もかつてイングランド代表で指揮を執っていた。
最近ではフェリックス・マガト氏が山東魯能に、ファビオ・カンナバーロ氏が2部の天津権健の監督に就任するなど、選手だけではなく監督もビッグネームが集結している。
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