スペイン代表のセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスは、スペイン代表の終わりという意見に反対している。28日付け『マルカ』が報じた。
スペイン代表はEURO2016決勝トーナメント第1回戦イタリア代表戦に2-0と敗戦し、2連覇中のEURO敗退が決定。ここ10年間で1度のW杯優勝、2度のEURO優勝と無敵の強さを誇ったスペイン代表だが、この敗戦で主力選手の高齢化が進み世代交代が必要という世論も出てきた。
しかし代表主将のS・ラモスは「ポテトチップスの袋を手に持ってソファに座って話すのは簡単だよ。自分は世代交代が必要かどうかはわからない、なぜなら他の国々の代表には35歳以上の選手たちが活躍しているからね。負けた時はできるだけ話さないほうがいいよ」と“クギ”を刺した。
「自分の今までのキャリアで、年齢が上だろうと情熱を失わない選手たちを見てきた。勝利したいという“野望”を失わないことが大事だよ。過去に生きていては、ここでは何もできない」と語るS・ラモス、目指すは2018年ロシアW杯だが、果たして新しい時代の幕開けとなるのだろうか。
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