PSGの指揮官に就任したウナイ・エメリ氏【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)は、ウナイ・エメリ氏と2年契約を結んだことを発表した。28日に同クラブの公式サイトが伝えている。
PSGは先日、3年間チームを指揮して来たローラン・ブラン監督が退任したと発表。後任監督として先日セビージャを退任したエメリ氏が最有力候補とみられていたが、まさにその噂通り、同氏を来季の新指揮官として迎え入れた。
エメリ氏は、3年半過ごしたセビージャでUEFA史上初となるヨーロッパリーグ(EL)3連覇の偉業を成し遂げた名将だ。前任のブラン監督もPSGで11個の国内タイトルを獲得していたが、チャンピオンズリーグ(CL)では3年連続でベスト8敗退と期待されたような結果を出すことができなかった。
そこでPSGのナーセル・アル=ヘライフィー会長は、CLで良い結果を出すためにエメリ氏を招聘する決断をしたようである。
そのエメリ氏は、「私はPSGで指揮を執るオファーを受け入れたことを心から誇りに思っているよ」と就任第一声を発した。そして、「このクラブは近年に欧州で最も偉大なクラブの1つとなったんだ。私はその壮大な野望の実現に貢献できることに嬉しく、光栄に思っている」とその喜びを表現している。
「私は、これから私がコーチすることになる新しい選手たちだけでなく、このクラブの成長を支援するために日々たゆみなく働いている人々との出会いを楽しみにしているよ。私はPSGの数百万人のサポーターを幸せにするためにベストを尽くすつもりだ」と公式サイトで述べている。
果たしてエメリ監督は、PSGに悲願の国際タイトルをもたらすことはできるだろうか。
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