アルゼンチン代表のFWゴンサロ・イグアイン【写真:Getty Images】
ゴンサロ・イグアインに今夏ナポリ退団の可能性が浮上している。28日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じた。
イグアインの代理人を務める兄のニコラス・イグアイン氏は『アルゼンチンコンチネンタルラジオ』で「現在の条件ではナポリとの契約延長はできない」と訴えた。さらに「クラブは約束を破った」と痛烈に批判している。
今季セリエAで36ゴールを決め歴代最多得点記録を樹立したイグアインだが、チェルシー、リバプール、バイエルン・ミュンヘンなど世界各国のビッククラブが高額なオファーを提示し獲得を迫っていた。そのためナポリとイグアインの両者は契約の見直しを行っていたようだ。
しかし、代理人はナポリがセリエA優勝のために適切な補強を行なっていないことを批判。「我々はユベントスに対抗できる選手の獲得を求めている」と訴えている。
ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長はクラブ批判を行なった選手への対応が厳しいことで有名だ。イグアイン側が関係を戻す努力をしなければ、今回の発言によって今夏の放出が既定路線となるだろう。果たして、欧州屈指のストライカーは今夏新天地へと移籍することになるのだろうか。
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