ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督【写真:Getty Images】
EURO2016の優勝を占う意味でも大きな一戦となりそうなドイツ代表とイタリア代表の準々決勝。ドイツ指揮官のヨアヒム・レーブ監督はEUROで勝利したことのない相手にコンプレックスはないと言い切る。28日、スペイン紙『アス』が報じている。
欧州を代表する強豪国のドイツとイタリア。この両国がワールドカップ、EUROの舞台で対戦するのは今回で9度目となるが、意外にも過去8戦はイタリアの4勝4分というものだ。レーブ監督は「イタリア相手にコンプレックスはない。過去は過去だ」と断言する。
そして、試合については「拮抗した試合になる。よく考えながら練習しなければならない」と述べる。前回大会は準決勝で対戦し、1-2で敗れており、「非常に痛かった。が、いい教訓となった」と振り返っている。
今回のイタリアを「いつもとは違う」と評し、「コンテ監督はカテナチオだけでは勝てないことを分かっている」と称賛する。イタリアはスペインに前回のリベンジを果たしたが、ドイツのリベンジを期する想いも相当なものであろう。ビッグトーナメントでの初のイタリア戦勝利が意味するものはとてつもなく大きなものとなりそうだ。
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