スペイン代表のダビド・デ・ヘア【写真:Getty Images】
イタリアに敗れ、ベスト16でEUROから姿を消したスペイン代表。スーパーセーブを連発し、奮戦していたGKダビド・デ・ヘアは自身のプレーが勝利に結びつかずに落胆した。27日、スペイン紙『アス』が報じている。
「我々はゴールチャンスを活かすことができなかった」と試合を振り返るデ・ヘア。チームの窮地を救うビッグセーブを再三に渡り見せたことには「確かに何度かいいセーブはあった。しかし、結局それは何の役にも立たなかった」と述べ、「最大限にゴールを守れるように努力したのだが…」と肩を落とす。
そして、未来に向けて「この代表は一時代を築いた。我々は続けていくべきスタイルを持っているし、今後もそれを磨いていくべきだ」とコメントし、「今はもう次のワールドカップ予選突破のことを考える時だ」と気持ちを切り替えようとしていた。
レジェンドGKイケル・カシージャスからポジションを奪い、スペインゴールを守ったデ・ヘア。大会直前には、スキャンダルに巻き込まれるなど、心身ともに万全ではなかったものの、及第点のパフォーマンスを披露した。まだ25歳。新たな黄金時代を作り出す道は、今始まったばかりだ
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