マルセイユに移籍した日本代表DF酒井宏樹【写真:Getty Images】
フランス・リーグ1の名門マルセイユ加入が決まった日本代表DF酒井宏樹だが、移籍にはヴァイッド・ハリルホジッチ監督の後押しがあったのかもしれない。
日本代表のコーチを務めるジャッキー・ボヌベー氏が仏メディア『ラ・プロヴァンス』のインタビューに答えた。
ボヌベー氏は現役時代、1985年から1987年までマルセイユでプレーしており、指導者としてはトラブゾンスポルと日本代表でハリルホジッチ監督の“右腕”として従事している。
酒井の移籍についてボヌベー氏は「彼はヴァイッドのもとを訪ねた。私のところには他のフランスのクラブについて尋ねるためにやってきたんだ。私は彼と話していないけど、彼は私がマルセイユでプレーしていたことを知らなかったようだね」と明かしている。
ハノーファーとの契約が満了となり、フリーでマルセイユへ移籍した酒井だが、「彼はいつもスタジアムが満員になるドイツのリーグからやってきた。彼はそのような状況にも慣れている」と太鼓判を押した。
また、日本代表選手については「酒井はスターだ。日本代表の11人は外も出歩けない。特に、香川や本田のような攻撃的な選手は本物のスターである」とも語った。
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