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決戦控えるスペイン指揮官「大事なのはスぺインがスペインであることだ」

text by 編集部 photo by Getty Images

ビセンテ・デル・ボスケ
スペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督【写真:Getty Images】

 EURO2016決勝トーナメント初戦で激突するスペインとイタリア。決戦を前に、スペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督は、自分たちのスタイルを守ることが重要と考えている。26日、スペイン紙『アス』が報じている。

 前回大会決勝では4-0と完勝しているが、「我々は大きな自信を持っているが、過去のことはこの試合では何の意味も持たない。大事なのは我々が我々らしくあることだ」と述べ、「今回のイタリアは2012年の彼らとは違う。前回はケガ人もいたし、本当のイタリアではなかった」とコメントする。

 また、イタリアの両翼、エマヌエレ・ジャッケリーニ、アレッサンドロ・フロレンツィの両名を警戒しており「彼らの存在は厄介だ。注意したい。一番いいのは、こちらがイニシアティブを握り、ボールを持っていることだ」と語っている。

 「両チームの勝利の可能性は同じ」と見込む65歳の老練な指揮官。「彼らのプレースタイルを非常に警戒している」と述べるが、指揮官自身が言うように、スペインらしくあることが勝利に近づく一番の道なのだろう。3連覇達成の前に立ちはだかる大きな壁にどう立ち向かうのか、注目だ。

【了】

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