PKを失敗してしまったリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
【アルゼンチン 0-0(PK戦:4-2) チリ コパ・アメリカ決勝】
アルゼンチン代表は現地時間26日、コパ・アメリカ決勝でチリと対戦してPK戦の末に敗れた。
前回大会と同じ決勝の組み合わせとなったこのカードだが、前半で両者ともに退場者を出す大荒れの展開に。しかし120分でゴールは生まれず、PK戦にまでもつれ込んだ。
先攻のチリは1人目のアルトゥーロ・ビダルが失敗するが、アルゼンチンも1人目のリオネル・メッシがシュートを大きく外してしまった。
その後はチリが全員を決めたのに対してアルゼンチンはルーカス・ビリアも失敗してしまい、チリの大会2連覇が決定した。
これまでチャンピオンズリーグ優勝やバロンドール受賞など輝かしい実績を残してきたメッシだが、A代表でのタイトルとは無縁である。
ワールドユース選手権(現U-20ワールドカップ)や北京五輪では優勝しているが、ブラジルワールドカップと前回大会に続いて3年連続でタイトルを逃したメッシは試合後に涙も見せていた。
アルゼンチン代表が準優勝に終わったのはこれが7度目。コパ・アメリカ4回、コンフェデレーションズカップ2回、ワールドカップ1回で準優勝に終わっている。
【了】