アイルランド代表のマーティン・オニール監督【写真:Getty Images】
フランス代表をあと一歩というところまで追いつめながらも、1-2と惜敗に終わり、EUROから去るアイルランド代表。マーティン・オニール監督も大金星を逃し、失望の顔を隠せない。26日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
まず指揮官は「リードしていただけに、がっかりしている」と述べ、「もし、追いつかれた後、6,7分我慢できていればフランスもイライラすると思ったのだが、すぐに失点してしまった」と立て続けの失点を悔いた。
予選グループではイタリアを破る健闘を見せたが、「我々は優勝候補フランスに負けたのだ。決勝トーナメント進出は成功したと言える。しかし、大成功とは思えない。もっと先まで行けたと思っている」とコメントした。
失意の指揮官は、この試合までの準備期間がフランスより3日短かったことを嘆きつつも、最後は「フランスのこの先の幸運を祈っている」と締めた。毎回、国際大会で魂のこもったプレーを披露してくれるアイルランド代表。今大会も下馬評がさほど高く無い中で大健闘を見せてくれた。
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