ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督【写真:Getty Images】
20年ぶりのEURO制覇を目指すドイツ代表。指揮官はチームを支えるMFトニ・クロースへの称賛を惜しまない。25日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
ヨアヒム・レーブ監督は、スロバキアとの決勝トーナメント初戦を前に会見を行い、その中で「クロースは今大会非常に好調だ。2012年のEUROでも、2014年のW杯でもそうだった。ミスをしないし、常にチームにとって重要だ」と述べ、「よく動いてくれるし、常にボールを受けられるところにいてくれる、我々にとって決定的な存在だ」と26歳のMFを称賛する。
そして、スロバキア戦について「グループリーグ3戦目に対戦した北アイルランドよりも鋭い相手だ。スペースを与えないようにしたい」と語り、「クオリティが高く、いいカウンターを仕掛けてくるチームであり、少しポーランドに似ている」と分析する。
スロバキアには今大会直前の親善試合で1-3と敗れており、絶好のリベンジの機会がやってきた。強豪ぞろいの死のトーナメント、優勝を狙うドイツにとって力試しには最高の相手となりそうだ。そして、キープレーヤーのクロースにも要注目だ。
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