スペイン代表のアルバロ・モラタ【写真:Getty Images】
欧州サッカー連盟(UEFA)は、スペイン代表の10名に対してドーピング検査を実施したようだ。25日にスペインのスポーツニュース番組『デポルテス・クアトロ』が伝えている。
フランスのレ島で合宿キャンプを行っているスペイン代表を朝方早く突然UEFAのドーピング検査機関の派遣員が襲撃したようだ。ドーピング検査を行った10名の選手の名前は明らかにされていないが、検査(血液と尿)は問題なく行われたようである。
問題は起きなかったとは言え、FWアルバロ・モラタは乱暴に起こされたようだ。同選手は、午前7時30分から8時頃にUEFAのドーピング検査機関の派遣員によってベッドから突き落とされたようである。
「チームメートの悪戯かと思ったよ。だけど、検査をする為に部屋にいたチームドクターを見たんだ」とモラタはその時の様子を説明している。そして、自分以外に9名のチームメートにもドーピング検査が行われたことを明かしたようだ。近日中にその分析が行われるようである。
27日にはEURO2016の決勝トーナメント1回戦でイタリア代表と対戦するスペイン代表。その前に予期せぬサプライズが待っていたようだ。
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