クロアチア代表のイバン・ラキティッチ【写真:Getty Images】
EURO2016ベスト16屈指の好カード、クロアチアvsポルトガルの一戦は、延長の末にポルトガルが1-0で制した。敗れたクロアチアの2枚看板が落胆のコメントを残している。26日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
延長前半にピッチから退いていたMFイバン・ラキティッチは「すべての事を尊重する。だが、(クロアチアの敗退が)今EUROのベストチームが大会から去るということだと思っている」と悔しさを滲ませた。
また、初戦のトルコ戦でスーパーゴールを決める活躍も見せた司令塔のMFルカ・モドリッチの「我々が敗れるに相応しいとは思わないが、これもサッカーだ。今は何もできない。本当に悲しい」というコメントが、ピッチに跪くモドリッチをレアル・マドリーのチームメイトでもあるポルトガル代表のDFペペが慰めている写真と共に紹介されている。
クロアチアが試合を押し気味に進めていただけに余計にショックの残る敗戦だろう。グループリーグでは王者スペインにも土をつけ、大会のダークホースと呼ばれていた東欧のタレント軍団は、鮮烈な印象を残しつつもベスト16で大会から姿を消すこととなった。
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