ミラン加入が決まったジャンルカ・ラパドゥーラ【写真:Getty Images】
ミランに在籍した7年間で296試合に出場し、175得点を記録したアンドリー・シェフチェンコ氏は、FWジャンルカ・ラパドゥーラの加入を快く思っているようだ。25日にイタリアメディアの『スカイ・スポルト』のインタビューで答えている。
日本代表MF本田圭佑が所属するミランは、前日の現地時間24日にペスカーラから今季のセリエB得点王であるFWジャンルカ・ラパドゥーラを獲得したことを発表した。
そのことについて尋ねられたシェフチェンコ氏は、「ミランは常に偉大な選手を獲得して来たんだ。クラブはチームを強化するために何をすべきかを良く分かっているよ。ラパドゥーラは素晴らしい選手だと思うし、それから彼がどのようなシーズンを送ることになるか見てみることにしよう」と同選手の加入を歓迎した。
そして同氏は、ミランの現状についても答えている。
「ミランの周りは少し混乱しているね。数週間前には(ミランの)シルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長がクラブを売却したがっているかのように見えていたよ。今彼の体調が良ければいいね。彼と話をしようと試みたし、そして手術後に医師に電話をしたけれど、そこで彼らは全てが上手く行ったと答えたよ。今一番大事なことは彼の健康なんだ。安定した状態で、体調が良いことが一番大事なことだよ」と同クラブの会長の体調を気遣った。
ミランでグンナー・ノルダール氏に次ぐ史上2番目の得点数を記録したシェフチェンコ氏。果たしてラパドゥーラは、同氏のような絶対的エースとなれるだろうか。
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